コーエン大学のビジョンは、世界153カ国にコーエン分校を立ち上げ、全世界の牧師や宣教師、教師たちに聖書の言葉中心のヘブライ思考に基づいた聖書解釈法を広める事で、今も、全世界への働きを展開しております。
日本は、林和也をDean/CEOとして2016年12月7日より立ち上がり、コーエン大学の授業を日本で正式に学ぶことができる認定を本校よりいただいて、晴れて131番目にコーエンが立てられた国となりました。
聖書の言葉こそが人生を、国々を全く改革できる、という事は、聖書を見ても、ユダヤ人の歴史を見ても明らかです。かつてエズラやネヘミヤが、それを実現しました。
ユダヤ人はテフィリン教育によって御言葉を代々受け継ぎ、2500年も信仰を絶やすことなく次世代へと伝授し続けた故に、離散先の世界各地で守られ、祝福され、そして実際に1948年5月14日、およそ2500年ぶりに国を再建するに至りました。それは、ユダヤ人が「ヘブライ思考」を、幼い頃からの教育により代々身につけていたゆえです。
「ヘブライ思考」による聖書解析法の特徴は、神との関係中心、直感的感性中心、動的思考中心、意味中心であり、神の意図を的確にとらえるためには、異邦の民である私たちも、本来知らなくてはならないものです。
元々、ヘブライ思考的な聖書解析法は、使徒パウロのようなユダヤ人には、当然の「感覚」として身についておりましたが、彼らから伝授されたヘレニズム時代の人々には、その感覚は無く、ヘレニズム思考(ギリシャ思考)によって聖書を「解釈」してしまったために、神との関係や交わり、神に対する感性が乏しいまま、福音が伝えられてしまいました。
この「ギリシャ思考」が分析・分類する思考であるのに対し、ヘブライ思考は、思考をつなぎあわせ、通全的・統合的な思考体系が特徴です。
ヘブライ思考による御言葉伝授は、およそ二千年間のユダヤ離散時代を経ても、なお、神との関係が薄れなかったのに対し、ギリシャ思考による聖書解釈では、互いに異なった解釈によって分裂分派が生まれ(主にカトリックとプロテスタント)、また、御言葉を分析の対象にしてしまった結果、御言葉の素晴らしさは、薄められてしまいました。
ヘブライ思考による御言葉の学びは、学べば学ぶほど、神との関係の深みへと入っていき、確信と喜びにあふれる体験をする事、間違いなしです。
現代のユダヤ人が、今なお神にしっかりとつながっていることが、何よりの証拠です。
「私たちがヘブライ思考を理解することで、ギリシャ思考による誤りを正し、神の福音を正しく後世に伝えることができるのです。」(キム・ヒョンジョン博士)
ぜひ、目からウロコが落ちる御言葉体験を通して、大いに祝福を受け取り、その祝福を分かち合い、流し出していきましょう。
【後援】
Cohen University & Theological Seminary
MISSION153